どんどんど~も~!
本日は撮影にまつわる「はしあげ」について、お伝えさせていただきます。
前回もお伝えしましたが、今回の丼撮影は「寄り」「全体」「はしあげ」「店内」「お店の方」の5種類の撮影をしました。
「寄り」「全体」の記事は前回の記事をチェックしてみてください。
「はしあげ」という言葉はグルメ好きな方であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
はしあげとは
はい、こんな感じの箸またはスプーン・フォークなどで食材を持ち上げている写真ですね。
寄りや全体の写真と違い、食材を箸でつまみ上げて動きを出すことでより美味しそうに見せたりシズル感を演出する方法です。
「シズル感」という聞きなれない言葉が出てきましたが、こちらはまた次の機会にでも!
これがなかなか難しい
想像していただきたいのですが、普段箸で食材をつまみあげて、そのまま長時間キープすることってほとんどないじゃないですか!?
いつもの食事でつまんでいる時間なんて1秒あるかないかですよね。撮影の時には短くても1分は箸でつまんでいなくてはいけません。
食材の重さにもよりますが、1分もするとプルプルと震えてくるんですよね。もちろんプルプルすると写真がブレてしまいますので、箸先に集中しなくてはなりません。
そんな苦労をしながら撮影した一枚ですので、心してご覧いただければと思います(笑)。
撮影秘話
そんなこともあり、つまむ必要がないスプーンでの「はしあげ」は非常に楽。
いまさらながらスプーンを発明した先人に感謝の念を抱かざるを抱かざるを得ない2018年の初夏でした(笑)。